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ソユンと女子の会話。 なんか、ちょっとイヤかも。 わざわざ衣装を脱がすのを手伝うのもオカシイし、必要以上にソユンに触れるのも、気持ち悪い。 『ソユンさん恋人はいますか?』 『なんで?』 『いなければ私とかどうですか?』 『ソユンヒョンの恋人に立候補?バカじゃない?ソユンヒョンの隣に並んで見劣りしない自信があるなら良いけど、そーでもないよね?誰、この子、なんでココにいるの?チェンヒョン、追い出して』 『トユンさん、ヒドイですよー』 『酷くないよ。本当の事だし。誰の許可取ってソユンヒョンに近づいた訳?ブサイクがソユンヒョンに話しかけるんじゃない』 まさかのトユン。 思わず笑ってしまった。 どんだけソユンが好きなのよ。 ソユンと女子の会話に乱入し、女子のプライドを踏み潰した。 言われた女子は固まってる。 あれは、ショックだろうな。 でも、スッキリした。 流石はトユン。 今度お菓子を買ってあげよう。 『マキヌナもそんな顔するんだね』 『ミンジュン?』 『ソユンが心配だった?』 『心配はしてないよ』 『そうなの?』 『どう対処するのかなぁ?とは思ってたけど』 『イヤそうな顔してた割に?』 『そんな顔してた?』 『うん。してた』 『そっか。気をつけるわ』 私もまだまだだね。
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