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「なんで、マキヌナ達だけで行けると思ったの?」
「だって、バカンスだし」
「まだまだだね。分かってないよね」
「ほら、トユン達は仕事があるでしょ?」
「ソユンヒョンを甘くみてるよ。マキヌナ達だけで行かせる訳ないじゃん。そんな事したら、仕事放り出して迎えに行くよ」
「いやいや、流石のソユンでも、それはないよ」
「あるよ。あのヒョンならやりかねない」
「……マジで?」
「マジで。疑うなら、ヒョン達に聞いてみれば良いよ。みんな同じ事を言うよ」
いや、流石にそれは。
無いよね。
無いと思いたい。
でも、もしかしたら。って不安は否めない。
ミンジュンのフェイシャルをして、ソユンが甘えに来て、撮影前にトユンがフェイシャルにやってきた。
観光はどこが良いかって話をしていた時、サヨと行く話をしたら、トユンが真面目な顔で私に注意してきたんだ。
Heavenは仕事だから、私達だけで行こうと思ってたのに。
でも、トユンの話を聞いて、考えを改める事にした。
「ボク達も観光するから、一緒に行けば良いじゃん」
「Heavenと一緒だと目立つし」
「安全だよ」
「そうかも知れないけど、ゆっくり観光もしたいし」
「それは諦めて」
「諦めたくない」
「面倒な事になるんだから、諦めなよ」
「断言しないでよ」
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