14

2/5
前へ
/265ページ
次へ
「マキヌナは入らないの?」 「日焼けしたくないからね。ミンジュンこそ行かないの?」 「ボクも日焼けはしたくない。潮風とか海水は髪に悪いし」 「サヨより女子ね」 Heavenのコテージで海水浴が始まった。 シウの遊びたいパワーのお陰で、撮影はサクサク進み、今日の分は撮り終えた。 いつもこの位のペースで撮影が出来たら良いのに。 撮影スタッフが撤収作業をする中、Heavenは目の前の海へとダイブ。 浮き輪やシュノーケリングで遊んでいる。 Heavenの他にサヨやマネージャー達も海水浴を楽しんでいた。 「真木さん、ワインをどうぞ」 「ありがとうございます」 「クォンヒョン、マキヌナには優しいよね」 「真木さんにはお世話になっていますから」 「こちらこそ、クォンさんには良くしていただいて、有り難いです」 「おっ、これが大人の会話だ」 「ミンジュンも飲むか?」 「はい、もらいまーす」 『私の分は?』 『テヨンヒョンまで来た』 『ミンジュン、私は居ちゃいけないの?』 『いーえ。全然大丈夫です。ボクは子守に行こうかな』 『私とは飲めないっての?』 『そーゆー訳じゃないけど、コワイ人同盟には加入しません』 ミンジュンよ。 私からすれば、クォンさんとテヨンさんをコワイ人と言い切るミンジュンが一番コワイよ。
/265ページ

最初のコメントを投稿しよう!

223人が本棚に入れています
本棚に追加