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『テヨンヒョンは別にマキヌナ達とは関係ないじゃん』 『マキ達がいるとツアー中とか楽なのよね』 『そうなの?』 『この子達、気が利くから。スタッフにも人気があるのよ』 『へぇー、知らなかった』 『やっぱり一生懸命やっている姿って、自分も頑張らないと!って思うし。それにオカシナ韓国語を話す姿は癒やされるのよね』 『それは分かる。真面目な顔して、たまに変な事言ってるからね』 ちょっと! 聞き捨てならない事を言ってるよ。 オカシナな韓国語ってなに?! 『横槍。確かに危険ですね。真木さん方の契約は、仮契約で早いとこやっときます』 『それが良いわよ。どうせ会社にはお金あるんでしょ?少しぐらいHeavenの為に使ったっていいじゃない。マキ達を確保しとかないと、面倒な事になるわよ』 『そうですね。つい目先の忙しさに囚われてました。同時進行は難しいですが、ひとまず契約の延長をして、中身は追々って事にします』 テヨンさんって、何者なんだろう? クォンさんと対等に話をして、意見すら述べている。 『マキ、何で不思議そうな顔してるの?』 『テヨンさんって、何者ですか?』 『あら、それ今聞く?』 『聞いちゃ不味いですか?』 知りたいような、知りたくないような。
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