南国あるあると雪の日の思い出

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 私が住む地域は、南国です。    大雨や台風には強いが、  雪には超弱い……。  雪の予報が出ると、 皆はこぞってスーパーに買い出しに行く。  雪の予報が出ると、 お店は一斉に早閉まいする。  シンシンと降る雪が、  閑散とした通りと車が走らない道路に 降っている。    慣れないチェーンに悪戦苦闘し、  チェーンを持ってない人が多いのもかなり有名。  そもそも、チェーンの装着が出来ない……。  私もその一人だ……。  雪が滅多にふらない地域には、 チェーンを在庫で沢山そろえている店は少ない。  その点、大雨、台風が多いこの地区は、 ほとんどの店に傘、カッパ、養生テープの 在庫が沢山ある。  明日、雪が降る……。  学校は、一斉に職員会議を始める。  何故かって?  一斉休校するかどうか  教育委員会からの連絡を待つためだそうだ。  ちなみに、公共交通機関がストップすると  高確率で休校になっていた。  雪が数センチ積もると、  地元のテレビでは、大騒ぎで報道する。  雪が降ると、凍った路面に慣れていない車両は  スリップし、人々も派手に転んで滑っていく。    スケート場もスキー場も無縁の我々は、 どうも氷上や雪上でのバランスがとれないらしい。 河川の上に作られた道路が凍結しやすいということ……  案外知らない人が多いのも南国あるあるなのかも しれない。
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