エピローグ

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エピローグ

「もうそろそろこの街を出るのか?」 ハインの声が聞こえる。 その声にノッツは小さく首を振ることで応じた。 「そうかよ、ゲイルさん家には挨拶した?」 小さく横に振る。 ハインにはそれに気を悪くすることもなく頷いた。 「じゃ、俺話してくるわ」 そう言い家を出るハイン。 だが、彼にも別れの挨拶をする気などない。
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