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5ー6 おねだり
食事をすませてルトを下がられるとすぐにヤーマン老は、服を脱ぎ始めた。そして、変化してカルゼになると待ちきれないというように俺を抱き上げベッドへと運んだ。
「この前、全部、話させたつもりだったが・・まだ、何か隠しているようだな、リュカ」
カルゼがにぃっと口許を歪めるのを見て俺は、背筋が冷たくなっていた。
やばい!
俺は、すぐに逃げようとしたがカルゼは、俺を押さえ込んで逃がさない。
「今夜こそ、すべて話してもらうぞ、リュカ」
そういうとカルゼは、俺のはいているズボンごと下履きを脱がせた。露になった下半身へカルゼは、にこにこしながら空間収納から取り出した軟膏のようなものを塗り始めた。
「これはな、北方の国で手に入れたものなんだがな。どんな淑女も娼婦に変えるという媚薬だ。きっと、お前の口も滑らかになることだろうな」
カルゼは、塗りながらご機嫌で話した。
薬を塗られたところから炎で炙られるように熱くなってくる。
激しい痒みに俺は、堪らず手を伸ばそうとしたがカルゼは、俺の手を掴むとそれを後ろ手に縛りあげた。
「まだ、ダメだぞ、リュカ。我慢して」
「でもぉっ!」
カルゼは、俺の中心にも薬を塗り込めた。すぐに猛烈な熱を感じて俺の前は、固くなった。だが、カルゼは、無視して俺の足を開き、その奥へと手を出す。入念に後孔に媚薬を塗られて俺は、身悶えた。
「あっ!はや、くっ!掻いて!中、掻いてぇっ!」
腰を揺らせて乞う俺にカルゼが笑う。
「まだ、だ。ここにも塗らないとな」
カルゼは、俺の着ていたシャツのボタンをはずして胸を暴くとその頂にたっぷりと軟膏を塗っていく。
かっと燃え上がる体に俺は、むずむずと体をくねらせ涙ぐんで懇願した。
「あぁっ!お願いっ、はやく・・」
「まず、話をしようか、リュカ」
カルゼが悪魔のように微笑んだ。
俺は、涙を流しながら前世、異世界人であったことをカルゼに話した。きき終えるとカルゼは、満足げに俺の頬を撫でた。
「そうだったんだな。よく話してくれたな、リュカ」
「あっ・・あ・・はやく・・」
俺が腰を揺らしているのをカルゼは、見下ろして動こうとはしない。焦れた俺は、カルゼにねだった。
「お願い・・だから・・触って・・」
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