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5ー7 絶頂
「どこに?」
カルゼは、冷ややかに問う。俺は、熱に浮かされるように言葉を発していた。
「あ・・お願いだから・・ください・・カルゼの、熱いもの、で・・俺の中を掻いて、お願い・・」
「まあ、いいだろう」
カルゼは、俺の胸のぷっくりと尖った場所を指で捏ねた。敏感になっているところを刺激され俺は、びくっと体を跳ねさせる。
「あぁっ・・んぅっ・・そこ、違う・・」
「まず、ここでいってから、だ」
カルゼが俺の胸に舌を這わせた。ぴちゃぴちゃ舐められて俺は、甘い声をあげていた。
「ふぁっ・・も、いっちゃう・・いくっ!」
俺が白濁をびゅくっと吐くとカルゼは、俺の頭を撫で頬にキスした。
「上手にここだけでいけたな、リュカ」
カルゼは、俺の足を広げさせるとその間に体を滑らせその熱くそそり立つ陽物を俺の後孔へと押しあてた。俺のそこは、期待にヒクついていて。
「淫乱だな、お前は。もう、ここがヒクヒクしてるぞ」
カルゼの意地悪な言葉に俺は、涙を流していた。カルゼは、俺の涙をそっと指先で拭うと俺の中を貫いた。
「ひぅっ!」
一気に奥まで突かれて俺は、喜びに哭いた。腸壁を擦られて俺は、2度目の絶頂を迎えた。
「あっ・・はぅっ・・いいっ!・・」
薬で敏感になっている体は、カルゼの与えてくれる刺激にいき続けた。何度もいって、俺は、すぎた快楽にもう、意識を保っていられなくて。
よすぎて俺は、ただ、よがるしかできなくなっていた。
「ふぁっ・・んぅっ!・・もっ・・これ以上、は・・あぁっ!」
カルゼは、ずくん、と俺の奥を強く突くと俺の最奥に迸りを放った。じわっと熱いものが拡がっていき俺は、また達してしまう。
「あ、あっ・・も、おれ・・おかしくなって・・」
もう、何もでなくなってただとろとろと透明な露をだらしなく漏らしている俺のそこをカルゼは、手で包むと屈み込みキスした。そして、舌先で舐める。ぴちゃぴちゃという淫猥な音に俺は、体を震わせてまた精を吐くことなくいった。
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