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登場人物一覧
ユスタッシュ・レンド・ラ・マン
初代皇帝に仕えた十二騎士を先祖に持つ特別な家系、ラ・マン侯爵家の嫡男。美青年だがユイラの社交界では変わり者と言われ、うまくなじめない。気を遣いすぎて誤解されるタイプ。ほんとは優しい。
レリエルヴィ・レンド・リ・ドニイ(愛称ルビー)
リ・ドニイ伯爵家の一人娘。明るく元気いっぱいな美少女。ちょっと早熟。ユスタッシュより十二歳年下。
(クルエル公爵家の人々)
ハリオット・レンド・ラ・クルエル
公爵家の嫡男。ユスタッシュとルビー両方の従兄弟で、子どものときからずっとルビーが好き。ユスタッシュを嫌ってる。
フォンナ・レンド・ラ・クルエル
ハリオットの姉。ユスタッシュが好きで結婚を迫る公爵令嬢。いわゆる悪役令嬢。
オニール・レンド・ラ・クルエル公爵
現クルエル公爵。ユスタッシュの実の母ユミオンの兄にあたる。宮中で切れ者と評判の権力者。死んだ妹によく似たユスタッシュを可愛がっている。
アンリエット
ハリオットやフォンナの姉。ひかえめな性格だが、胸に秘めた思いがある。
(ラ・マン侯爵家の人々)
オルギッシュ・レンド・ラ・マン
ユスタッシュの父。晩年に二度、年の離れた若い妻をもらっている。一人めがユミオン。二人めがセブリナ。
セブリナ
ル・ギラン男爵家の娘で、オルギッシュの再婚相手。ユスタッシュの二歳年上。実父を早くに亡くし、困窮していたところをオルギッシュに救われた。
エルヴェ・レンド・ラ・マン
ユスタッシュの母親違いの弟。地味だが、じつはキーパーソン。セブリナの息子。
レニード・ル・ギラン男爵
セブリナの兄。働かずに妹やオルギッシュに金をせびるクズ。
(ベルモット侯爵家の人々)
エルタルーサ・ラ・ベルモット
ベルモット侯爵家の嫡男。ユスタッシュの父方の従兄弟。実家は領主家なのに宮廷で大臣の書記をしている。そういえば、じつはひそかにユスタッシュが好きという裏設定があった。
シャンテ
エルタルーサの妹。妹はほかに何人かいたはずだが、作中に出てこない。男勝りで剣の達人。ルビーの剣の師匠。
ベルモット侯爵
オルギッシュの実弟。ラ・マン侯爵家のとなりの領主家であるベルモット侯爵家に入婿。マスオさんだ。
(リ・ドニイ伯爵家の人々)
クレメント
ユスタッシュの従兄弟。クルエル家の令嬢ユミオンの姉がクレメントの父に嫁いでいる。クレメント自身は気弱で、ちょっとドジで、妄想家。ロマンチスト。
ヒルダ(もと)皇女
大恋愛のすえ、身分違いのクレメントのもとへ降嫁した。ルビーのしっかり者の要素は母から受け継いだ。
サラエラ
ルビーの乳姉妹で侍女。愛称はサーラ。とくに書いてなくても、たいていのときはルビーといっしょにいる。
あとは、おじいちゃんとおばあちゃんがいる。
サリウス帝(ヒース皇子)
根暗で陰湿な新皇帝。
夭折したエニティ皇太子を憎んでいた。
イグナ王
ブラゴールの現皇帝。
ユスタッシュより年下のかなり若い皇帝。ユスタッシュを気に入ってる。
マハド
ブラゴール人の少年。みなしご。明るい性格がルビーっぽい。
リード
ユスタッシュの小姓の一人。
マール
ユスタッシュの小姓の一人。作中に名前が出てくるのは一度だけ。
ユスタッシュとエルタルーサ、マール、騎士の四人旅の話を書こうとしたときがあったが、案だけで終わった。
フォクサーヌ・ル・スター次期伯爵
ユスタッシュの友人。馬術大会で倒れる。
ヴァルシア
ユスタッシュの持ち船、北空の一星号の船長。
フェアフォード
ユスタッシュの騎士。北空の一星号の乗組員でもある。
エラン
エルニルーク城の重臣。
ヘルディード
エルニルーク城の家令。
ニコル
エルニルーク城の女中頭。
ラミアン、ウィリス
エルタルーサの騎士で、後半、ルビーを護衛した。
ゴドラ、ハグン
ゴドラの店の主人と店員。六海州のなかの一州、ヴァグラの人。
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