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「ごめんなさい……ロザリアを守れなくて…………」
「喋らないで…………ステファニー……君は勇敢に戦って友達を守ろうとしたんだね…………ごめん、駆けつけるのが遅くなって――」
ヒルドの美しい目から涙が――――
「そんな顔しないで……あなたはどんな時も私の王子様よ。ずっと…………一番に駆けつけてくれる王子様だから……」
ヒルドが私を抱きしめながら「愛してる」ってずっと囁いてくれる声を聞きながら、私の意識は遠のいていった――
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