【番外編R18】初夜【閲覧注意】

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 「?」  私にはそういう知識がまるでなくて、テオ様の言葉の意味が全然理解出来ずにいた。でも顔を赤くして混乱する姿が、逆にテオ様の何かを刺激したらしくて、きつく抱きしめられる。  「……あーー……可愛すぎるのも困りものだな…………手加減出来なかったらすまない」  「お、お手柔らかにお願いします…………」    「…………またそういう可愛い事を言う……頑張るよ」  テオ様は私を抱きしめながら溜息混じりの吐息を吐き、私の首元に顔をうずめて吸い上げると、私の体はびくんと反応してしまう。  「…………んっ……」  感じた事のない快感に体が震える……テオ様は私の反応を楽しむように鎖骨付近や肩、顎にちゅ、ちゅっと甘いキスをしたかと思うと、顎のラインを舌で舐めた。  「ひゃっ!……んんっ…………」  思わず漏れ出た声を抑えるように両手で口を塞いだ…………変な声を出してしまったわ――  「ふっ……可愛いな…………ロザリー、もっと君の声が聞きたい」  「で、でも……恥ずかしくて…………」
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