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真っ赤な顔で私がそう言ってもテオ様はやめてくれずに今度はうなじにキスをするので……自然と声が出てしまう。
「恥ずかしがる事はない。君の甘い声は私を興奮させるんだ…………もっと聞かせて…………」
耳元で囁かれて凄くゾクゾクする――――――私、きっと今、だらしない顔をしているわ……テオ様はそんな事お構いなしに、耳たぶにキスをした後、穴に舌をにゅるんと入れてきて、そこを蹂躙してきた。初めての感覚にゾクゾクが止まないっ……
「やあっ……あ、んんっ…………だめっ」
「耳が弱いんだね」
「耳……で、喋らな……い、でぇ…………」
やっとの思いで伝えたのにテオ様は構わず耳を攻めてくる…………だめ……これ以上されたら…………直後私の体がびくんと大きく跳ね上がってしまった。
この感覚は、なに……?目がチカチカして眩暈がする。
甘い声は息を潜め、はくはくと息をするのがやっとで、私はテオ様にぎゅうっとしがみついて震えていた。
「ロザリー…………君は敏感なんだね。軽く達してしまったのかな」
「?……達し?」
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