【番外編R18】初夜【閲覧注意】

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 すっかり蕩けてしまっている顔をテオ様に見られているのに……恥ずかしい気持ちよりも頭がボーっとする…………  「いいんだ、そのまま……感じるままに私に身をゆだねてほしい」    私の額にキスを落としてそのままベッドに倒れ込み、私の胸元のリボンの端を口で銜えて一気に解いてしまう…………フリルたっぷりのシュミーズは前開きだったので、リボンの支えがなくなり、はらりと左右に分かれていった。  「あっ…………」    私の胸元はテオ様によって露にされ、下着以外何も着ていない状態になる。  途端に恥ずかしくなって両手で胸を隠そうと思った瞬間、私の考えを読んでいたかのように両手を頭上に組み敷かれてしまう…………これでは隠せない。私の胸は隠すどころかテオ様に向かって突き出すような体勢になってしまった。    「…………なんて美しいんだ…………君は私に与えられたご褒美のようだな」
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