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私はベルンシュタットに来てから成長期を迎え、身長もだけど胸が特に成長していた。あまり大きいと思わなかった胸がどんどん成長し…………最初に来ていた服は胸がきつくて着られなくなるほどに…………その胸が全て露になってしまっている。
私のせり上がった胸を、体を……恍惚とした表情で眺めるテオ様の目に欲望という熱を感じる――――こんなに熱のこもった眼差しを向けられるのは初めてで、恥ずかしさで消えてしまいたい衝動と、体が喜んでいる感覚と……期待と不安が混ざり合い、せめぎ合っていた。
「ま、待って…………」
「ロザリー…………もう待ては無理だよ。2年以上も待ったんだ…………この日をどれだけ待ったか………………」
苦しそうな表情を見せたかと思うと、私に覆いかぶさるように唇を押し付けてきて、テオ様の舌によって唇を割られてしまう。舌は私の上の歯列をなぞり、唾液を貪るように舌を吸い上げ、まるで口の中を犯されているような感覚になった。
「んっ……ん、はっ…………」
「鼻で息を吸ってごらん」
息が苦しそうな私を見て、テオ様が教えてくれたのでその通りにしてみる……
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