【番外編R18】初夜2【閲覧注意】

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   弄られているのは胸だけなのに全身が痺れて、足はがくがく痙攣するような動きをしてしまう。そしてお腹の奥が何かを求めて疼いているのを感じる…………どうして?  知らず知らずのうちに足がもじもじしていたのか、テオ様が「……そろそろ、こっちもほぐしていこうか」と言い始めた。  こっち?  私には全く知識がない事だったので”こっち”が何の事かわからずにいると、先ほどまで私の胸を揉みしだいていた片手を離して腰をなぞった後、太腿を撫で始めた。先ほどまで乳房を弄られて快感に震えていた足を撫でられると、それだけでもビクンッと反応してしまうのは仕方のない事なのかもしれない。    これから何が起こるか分からないけど、私の胸に顔を埋めるテオ様が愛おしくて頭部をぎゅうっと抱きしめた。  恥ずかしいけど、テオ様になら何をされても受け入れられる……腕の力を緩めると顔を上げたテオ様とまた舌を絡めてキスをした。もう何回キスをしたのか分からないわ――でもこのキスが本当に気持ち良くて……  「ロザリーはキスが好きなんだね」    私の気持ちを読んでいたかのようにテオ様はクスリと笑う。もう認めるしかない。
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