1446人が本棚に入れています
本棚に追加
じゅるじゅると卑猥な音を立て、吸いながら舌を抜き差しされると、それだけで目の前がチカチカと火花が散った状態に陥った。
もう片方の手で花弁を摘み、ぐりぐりと指の腹で押されてしまうと全身に雷が落ちたような感覚が走る。
「や、あっ……それ…………だめぇぇっ……!」
シーツをぎゅうっとつかみ、背中を仰け反らせてガクガクと痙攣するのが止まらない。
「あ、ああっ……」
耳を蹂躙された時とは比べ物にならない程の快楽と衝撃だったので、少しの間放心状態になってしまう……今のは何?
眩暈がする程の強烈な快楽に、足先まで甘い痺れが止まらない……そんな私の額にテオ様が優しくキスをしてくれた。
「ん……」
「上手にイケたね。ロザリーは本当に敏感だ、可愛いよ」
私を大切にぎゅうっと抱きしめながら、頭部にちゅっちゅっと幾つものキスの雨を降らせてくれる……テオ様、大好き――――
逞しい腕の中に身を寄せていると、私の足に硬いモノがぶつかる。
最初のコメントを投稿しよう!