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あの大きなモノが私の中に?…………いくらなんでも無理なのでは……
「さっき君が触っていたモノだよ。これが君の中に入って子種を注ぐと、私たちは結ばれるんだ」
何の知識もなかった私は、テオ様にそう言われて、それならば受け入れなくてはと覚悟を決めた。
何より私を熱っぽく見つめるテオ様の目にゾクゾクする気持ちの方が勝り……もう私の準備は出来ているのかもしれないと思ったので、テオ様の手を握りしめる。
「私をあなたのものにして……」
テオ様は一瞬目を見開いたかと思うと、苦笑いしながら「参ったな…………手加減出来なかったらすまない」と呟いたのだった。
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