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達した衝撃と注ぎ込まれた熱で甘い嬌声が漏れ、体がふわふわ浮いているような感覚だった。テオ様は全て注ぎ込もうと、腰をぐっと押し付けている。
「……っは……あ、良すぎて止まれなかった……すまない」
「んっ……テオ…………」
二人とも汗だくであるにも関わらず、お互いの唇に吸い寄せられるかのようにキスをした。
まだ息が上がっていているのに苦しさよりも幸福感の方が圧倒的に勝り、キスせずにいられない……私のお腹にテオの子種が…………ようやく本当に”奥様”になれたのだと実感する。
ずっとテオ様って呼んでいたけど、これで肩を並べられたような感じがして、愛称で呼べる気がした。
「テオ……テオ…………愛してるわ……」
「ロザリー…………っあぁ……そんな事を言ったらっ」
「?…………あっ……や、また大きくっ……」
私は自分の気持ちを伝えただけだったのだけど、私の言葉にまだ私の中にあったテオのソレが、すぐに元気を取り戻してしまっていた。
「……っすまない、もう少し付き合ってもらう」
「え?あっあっ……だめ、もう動けな、あっ…………!」
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