スノースタイル

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お父さんの顔はあまりよく覚えてない。 わたしが小学三年生の頃に天国へ行ってしまったから。 経営していたカフェのことに毎日忙しそうにしていて、家で一緒に過ごした思い出なんてわずかなもの。 そう。 まるで今、目の前でさんさんと忙しなく降っている雪のよう。溶けてしまえば、こんなに降っていた今日のことなんてみんな忘れてしまう。 そうだ。今日はバーにでも行こう。 この大雪だ。きっと貸切だろう。

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