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てめぇら なんで みんな
つっこみ 入れてんだよ!
つっこんでくれなかった人には
もれなくプレゼントしてくれる って
せっかくの (有)ユウさんの
ご厚意を
ムダにしよう ってのか!
・・ったく 終わってるぜ
俺は プレゼントして欲しいから
あのページには ペコメ
書かないで我慢したんだ
どんな風に書いても
つっこんでる範疇に入るからな
範疇って文字
打ち込んで初めて知ったけど
めちゃくちゃ難しい文字だな
しかもググってみると
語源や哲学上の意味がまた深く
ぶったまげた が
そんなこたぁ〜 どうでもいい
それより だ
いつまで待っても この素晴らしい
『ことしの表紙』がよぅ
黙っていたって
一向にプレゼントされる気配がねぇ
とうとう俺は 自主的に 積極的に
強制的に勝手にいただいたって訳よ
それで コイツを 俺様の
『ことしの表紙』にしようって
決めた次第だ
どういう意味か わからん?!
まあ 焦るなって
今に わかるさ
人生 間もなく
お終いになるかもしれんと
突然 言われたら
この『ことしの表紙』から
深い哲学を読み取ることが可能になる
人生 最後の年に
偉大なる教訓を表したいと考える
俺様の期待に応える最高の表紙だ
この いかにもテキトーな文字
しかも 表紙なのに
筆字ではなく 敢えてサインペン
それとも 小筆?!
とすれば こいつァ〜 スゲーーーッ
3本にも 6本にも 靴下にも
見える 不可思議な脚的存在
ハウルの動く城に対抗した
巨匠の思いつきか
遊びに来ていた幼児の落書きか
敢えて 敢えて 敢えて
これを この画像が載っている作品を
俺に進呈した(有)ユウさんの意図を
俺は これから 1年間かけて
検証しようと思う
その作品の表紙にするつもりだ
なぜ1年間 かけるのかって?
当たり前だろっ!
『ことしの表紙』だぞ
そんなことに なぜ1年間
かけるのかと いう意味を
これから毎日 キミたちは
学ぶ事になる
すぐ文字数をそろえてしまう
俺様のクセも
非常に良くないバ△なクセだ
今まで誰も
つっこんでくれなかった が
なぜ 突っ込まないんだ?!
それを(有)ユウさんは
やんわり なまぬるい
訳の分からない
文字や カタチや いろいろで
つっこんでるとも思えない
気の抜けた ぬるぬる で
優しく 示唆して下さろうというのだ
わかるか?!
それって
めちゃくちゃ スゲーーーッ!
光栄の至りなんだ
わかってるよな キミらは
だから ワザと あのページに
つっこみ入れて
この表紙のプレゼントを
辞退してくれたんだよな
この表紙を受け取るのは
俺が 適任者だ と
みんな 無言のうちに了承していた
確かに 俺ぁ 神経質さ
妙なことに こだわって
大事なことを 忘れてる
だから
病気になって当然な生き方だった
その 俺様の生き方を
根底から 覆そうってんだから
さすがは(有)ユウさん さ
師匠 って呼ぶと 叱られるから
友だち風に呼んでるけど
実際のところ 心の底では
師匠 どころじゃねぇ〜
神さま みてぇなもんょ!
俺は この表紙を神棚に飾るつもりさ
新しいマンションに転居したら
小さな神棚を買って
この画像をお供えさせて頂き
朝晩 ニ礼ニ拍手一礼して
きっちり お詣りさせて頂く
驚くのは早いぜ!
来年になる頃には 来年の
『ことしの表紙』を
書いていただくつもりだ!
毎年 新しい『ことしの表紙』を
楽しみにしている限り
俺は 簡単には死なないからな
これは ある意味 脅迫状だ
もし もう『ことしの表紙』を
書いてもらえなくなったら
ぁぐっ・・・
ゲホゲホ・・・
ごぼぼぼボボ・・・
了
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