第7話 女嫌い's転校生in黄色い声s練習試合

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 でも、何となくわかるな…。西門なら、きっと行くんだろうな。だって、あんなに高く飛べるもんな…。 「そやろ?」  西門の頭が少し反って後ろの東雲を見上げた。 「そうだね」  東雲も頷いた。その拍子に目が合った。二人ともが笑っていた。  のんびりとこぎ出した西門の自転車の影が、夕日に照らされて歩道に長く伸びていた。  今日の教訓⑥ O阪人は公共の場でも他人の世話を焼くのは当たり前?!
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