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東雲の頬が緩んで自然と笑みが浮かぶ。
「うん、ありがとう」
「東雲、エエ顔しとったで~。やっぱ、頭で勝負するんが合うとるんやな! さすが東雲や!」
西門…。この間は、イイ目してるって言ってくれてた。…よく見てるよな…。俺と同じこと、感じてくれてたら嬉しいよ。
「明日、登校日だから教室で会おうよ」
「おう! 待ってんで!」
相変わらずの西門の大声。東雲は微かに耳に残った痺れに苦笑しながら通話を切った。西門の笑顔を思い出すと、いつも胸の辺りが暖かい。東雲は家族からの電話や友人からのメール、〇インに簡単に返信し、安らかに眠りについた。
しかし、次の日からはまた喧騒の日々が始まることとなった。
今日の教訓
O阪では目立ってナンボ。ようは目立ちたがりってコト。
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