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遥を守る為に、自ら相手の弾を正面から受けた奴。
眉間を撃ち抜かれ亡くなったと聞いた事がある。
仮に目の前で、恭平が俺を庇い同じように亡くなったら……
考えるだけでも、胸ん中がえぐられる感じになる。
恭平の面倒を見てくれてる遥も、俺の大事な家族の1人。
一般人とか、極道とか、そんなのは関係ねぇ。
人間と人間。
そして男同士の絆が俺達にはある。
「松尾、お前も良い顔付きになったじゃねぇか」
綾雅さんの言葉を聞いた俺は仕事を再開した。
だから考えてもいなかった。
後日、思ってもねぇ奴等と対面する事になるとは……
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