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入院していても、自宅に居るくらい賑やかになる病室。 それは、昼間に恭平君がお爺さんと一緒に病室に来てくれるから。 殆どの話しは、遥さんの話し。 「最近、俺を組事務所に放置ってどうよ?」 何かの用事で、出かける事が多くなった遥さん。 恭平君にバイトの内容の指示だけをして、出かけて行くから、恭平君は組事務所に放置されるらしい。 「俺は、極道には興味はないのよ。かと言ってバイトがなくなるのは、俺的に困るんよね」 恭平君は泣き真似をする。
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