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「俺を絶縁したのは、てめぇ等だ。そのてめぇ等が、何の権利があって此処にいんだ?」 「お前には用はない」 「あ"?なら、この金は、どう言う意味があんだ?」 キャスターがついたテーブルの上に積まれた100万の束が5つ。 それを手にし、糞ジジイを見据えながら放った言葉。 「だから、お前には関係ない」 糞ジジイの言葉を聞いて更に俺は問い掛ける。 「俺に用がねぇのに、裕香には用があるって事か?」 「産まれて来る子は、松尾家の血を引く子。出来損ないのお前には育てられる訳がない」
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