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タクシーの中で翔太が居る場所を、詳しくメールでやり取りをする。
駅の前でタクシーが停まり、金を払って降りた俺は、翔太が居る場所まで走った。
数分後、翔太の姿を見つけ駆け寄る。
『翔太、良く来たじゃねぇの』と言えば、翔太は目に涙を浮かべた。
取り敢えず、翔太が膝に置いているリュックを受け取り、肩にかけてから車椅子を押した。
話しを聞く必要があると思いながら、駅の前に停まるタクシーに翔太を抱え、乗せる。
車椅子は、運転手がトランクに乗せたから、俺もタクシーに乗り込み自宅へと向かう。
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