(25)

10/32
前へ
/350ページ
次へ
「偉いじゃねぇか」 なんて言った遥さんを顔を上げて見た翔太。 「あんな親なんて捨ててしまって正解だ。俺は翔太を歓迎する」 「僕は……僕は…帰らなくて良いのですか?」 「和樹の弟なら翔太も俺の大事な弟だ。此処に住めば良いじゃねぇか」 「ありがとうございます」 遥さんと会話した翔太は頭を下げた。 「取り敢えず、ベッドが必要だな」 なんて言った遥さんはリビングを出て行った。 行動が早い遥さんだからベッドを買いに行ったはず。
/350ページ

最初のコメントを投稿しよう!

242人が本棚に入れています
本棚に追加