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「偉いじゃねぇか」
なんて言った遥さんを顔を上げて見た翔太。
「あんな親なんて捨ててしまって正解だ。俺は翔太を歓迎する」
「僕は……僕は…帰らなくて良いのですか?」
「和樹の弟なら翔太も俺の大事な弟だ。此処に住めば良いじゃねぇか」
「ありがとうございます」
遥さんと会話した翔太は頭を下げた。
「取り敢えず、ベッドが必要だな」
なんて言った遥さんはリビングを出て行った。
行動が早い遥さんだからベッドを買いに行ったはず。
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