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炒飯を食べ終えた後、翔太と一緒に風呂に入り、俺のベッドを使わせた。 俺が予想していた通り、遥さんは翔太が使うベッドを買いに行ってたらしい。 届くのは後日だと聞いた。 翌日、タクシーで病院へと向かう。 「初めに会って欲しい人がいんのよ」 タクシーから降り、車椅子を押しながら翔太に言った言葉。 エレベーターを使い4階に上がり爺さんの病室をノックする。 「恭平じゃろ」 中から爺さんの声が聞こえ、ドアをスライドさせてから、車椅子を押して病室に入った。
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