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仕事が終わり、車に乗って向かったのは、俺ん家があるマンション。 どちらにせよ、作業着で病院に行く気はねぇから少し寄り道するだけだ。 なんて思いながら、駐車場に車を停め、エレベーターに乗り15階へと上がる。 15階に着いて、1502の部屋のインターホンを鳴らした。 少しして、ドアを開けたのは、遥だった。 「今、恭平と風呂に入ってる」 遥の言葉を聞いて、俺は靴を脱いでからリビングへと向かう。 『良い弟じゃねぇか』と言ってくれた遥に頷いた俺。
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