(26)

2/24
前へ
/350ページ
次へ
和馬が産まれてから、10日が経った日、無事退院出来る事になった。 迎えに来てくれたのは、和樹。 「先に、爺さんの荷物を車に乗せるから帰る用意してろ」 『うん』と答え、病院着から私服に着替えた。 朝の内に、和馬の着る服は看護師に預けてある。 私服に着替え、周りの物を鞄に詰めた。 『レイちゃん、やっと帰れるの』と言って病室に入ってきたのは、お爺さん。 「今日から、また賑やかになるね」 翔太君とキチンと話しをした和樹は、翔太君も養うと言っていた。 誰にでも出来る事ではない。 でも、和樹なら出来ると信じている。
/350ページ

最初のコメントを投稿しよう!

241人が本棚に入れています
本棚に追加