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「兄さん、17時になったよ」 翔太の言葉が聞こえ、視線を翔太に移した。 車を弄っている時は、夢中になるから、時間を忘れちまうのは、いつもの事だ。 「その辺を片付けてくれ。すぐに終わらせるから」 そう告げると、後片付けをする翔太。 下に落ちているモンも器用に拾う。 そんな姿を見てから、ある程度、整備を終わらせた。 1台整備すんのに、1日では終わらねぇ。 遥には伝えてあるから、ボンネットを閉め、水道がある場所まで行き専用石鹸で手を洗う。
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