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「翔太、帰って風呂に入るぞ」
翔太にそう声をかけた遥は、翔太と共にリビングを出て行った。
「あんさ、最近、翔太は遥さんと風呂に入る訳よ。すっかり、本当の兄弟みたいってどうよ?」
夜は、1502の部屋に行く翔太。
だから、自然と遥と恭平に任せてしまう。
それでも、家族だから、それに頼る。
「話しは変わるけど、和樹が墨を入れる時、俺が手伝うからよろしく」
爺さんが退院してから、自分の左腕に自分で墨を入れ始めた恭平。
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