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朝、目が覚めたら、歯を磨き、顔を洗ってから、和樹ん家に行く。 俺、遥さん、翔太は、和樹から合鍵をもらったから自由に出入り出来る訳よ。 以前の和樹からは、想像出来ないくらい、和樹は変わった。 しかも良い方に。 だから、次は俺の番。 彫り師としての道を生きる。 なんて思う訳で。 『はよ』と言ってリビングのドアを開ける。 「おはよ。朝食は用意してあるから食べてね」 なんて言う裕香ちゃんは、和馬を連れて寝室に入って行った。
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