241人が本棚に入れています
本棚に追加
/350ページ
「裕香姉さん、おはよう」
リビングのドアを開けて入ってきたのは、翔太君。
「翔太君、おはよ」
「今日もいっぱい食べて頑張らないとね」
和樹と一緒にガレージに行く前の翔太君は、いつもひまわりのような笑顔をする。
顔はあまり似ていないけど、ふとした仕種が似ていると思う時がある。
和樹がベランダから中に入って来て、食卓テーブル席につく。
白ご飯と味噌汁を器に入れ、それぞれに渡す。
その後、私の分も入れ和樹の隣に座る。
手を合わせて『いただきます』と言ってから食事をする。
これが私達家族の1日の始まり。
最初のコメントを投稿しよう!