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「裕香姉さん、おはよう」 リビングのドアを開けて入ってきたのは、翔太君。 「翔太君、おはよ」 「今日もいっぱい食べて頑張らないとね」 和樹と一緒にガレージに行く前の翔太君は、いつもひまわりのような笑顔をする。 顔はあまり似ていないけど、ふとした仕種が似ていると思う時がある。 和樹がベランダから中に入って来て、食卓テーブル席につく。 白ご飯と味噌汁を器に入れ、それぞれに渡す。 その後、私の分も入れ和樹の隣に座る。 手を合わせて『いただきます』と言ってから食事をする。 これが私達家族の1日の始まり。
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