(28)

6/28

241人が本棚に入れています
本棚に追加
/350ページ
和樹と翔太君を見送ってから洗濯機のスイッチを入れる。 乾燥付き洗濯機。 お爺さんの所に居た時は、乾燥機を使っていたけど、晴れている時はベランダに干すようにしている。 洗濯物を干し終えた時に『おっは』と言って、リビングに入って来る恭平君。 恭平君は、お爺さんに教わりながら、自分で自分の腕に錦鯉の刺青を入れた。 私には考えつかなかった事を恭平君はした。 そんな恭平君の姿を見て、私より恭平君の方が彫り師らしいと思った。
/350ページ

最初のコメントを投稿しよう!

241人が本棚に入れています
本棚に追加