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「仕方ねぇから、見つけてきてやる」 なんて言った遥は、和馬を連れてリビングを出て行った。 「僕も行って来る」 着替えを膝の上に置いた翔太が、リビングを出て行く。 「俺は、和馬が出て来たらキャッチしてやんよ」 なんて言う恭平は、バスタオルを持ってリビングから出て行った。 待っている間、煙草を吸う。 俺ん家と違い、1502の部屋は、禁煙じゃねぇし、空気清浄機がある。 多分、翔太が来てから遥が買ったのだろう。 縁があって、遥と今の絆が出来た。 全ては、裕香が居たから出来た絆。 この先も、揺るがない絆だから俺は大切にしてぇ。 もしかしたら、この先、揉める事や喧嘩する事があるかも知れねぇが、すぐに分かり合えると俺は信じてぇ。
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