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白湯を飲ませた後、和馬を抱いて自宅に戻る。
脱いだモンは、明日でも恭平が持ってくるだろう。
自宅のリビングに行くと裕香が絵を描いていた。
「和樹、おかえり」
「それ、麻奈美さんに渡す絵か?」
「うん。喜んでくれるかな?」
「心配しなくても、喜んでくれるはずだ」
そんな会話をしてから、和馬を抱いたまま寝室に入った。
「和樹、お風呂に入ってくるね」
和馬を寝かせ、その隣に俯せで寝転んだ俺。
裕香に『あぁ』と答えた時には、自分の身体が異常に熱い事に気づいた。
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