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21年生きてきた中で、俺は最高の女を手に入れた。
この身が朽ち果てるまで、俺は裕香の夫であり和馬の父親だ。
『和樹、蓮の華に気持ちを込めて彫るね』と言ってくれた裕香の頭にキスを1つする。
「和樹、おやすみ」
裕香は、そう言うと瞼を閉じた。
その顔を見て、次は裕馬を仕込むと決めた俺。
だが、まずは熱を下げてからだな。
寝室は、防音完備がしてある。
熱が下がったら、久しぶりに裕香を抱き潰す。
なんて思いながら、俺は瞼を閉じた。
更に裕香の身体を抱き寄せて……
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