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和樹の背中に筋彫りを、初めて彫った時、俺の中で何かが目覚めた。
SEXするとは、違う快感。
しかも、自分の腕に墨を入れた時には、得る事が出来なかった感触に、心が震えた。
俺は、爺さんにも負けないくらいの彫り師になれる。
なんて自信まで、芽生えた。
もしかしたら、俺は彫り師になる為に生まれて来た。
なんて思ったりもする。
俺は気づかなかったが、ある意味、ドSなのかもな。
和樹の背中に墨を入れる度にそう思う俺ってどうよ?
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