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「翔太が喜ぶなら、俺が作ってやんよ」 「それはお断り。僕は、裕香姉さんの手料理が食べたいんだよ」 俺の言葉にそう答える翔太は、裕香ちゃんの手料理が大好物。 もちろん俺もだが。 「なんか、最近の翔太は、俺の扱いが雑じゃねぇの?」 なんて言う俺に、買い出しのメモと財布を渡してくる裕香ちゃん。 「恭平君、帰りに饅頭も買って来て欲しい」 裕香ちゃんの言葉に『了解よ』と答え、和樹ん家を出てスーパーへと向かう。
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