238人が本棚に入れています
本棚に追加
/350ページ
「翔太が喜ぶなら、俺が作ってやんよ」
「それはお断り。僕は、裕香姉さんの手料理が食べたいんだよ」
俺の言葉にそう答える翔太は、裕香ちゃんの手料理が大好物。
もちろん俺もだが。
「なんか、最近の翔太は、俺の扱いが雑じゃねぇの?」
なんて言う俺に、買い出しのメモと財布を渡してくる裕香ちゃん。
「恭平君、帰りに饅頭も買って来て欲しい」
裕香ちゃんの言葉に『了解よ』と答え、和樹ん家を出てスーパーへと向かう。
最初のコメントを投稿しよう!