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「レイ、久しぶりだな」
暁さんの向かいのソファに、和樹と並んで座ると暁さんが私にそう言った。
「暁さん、色々とありがとうございました。これ、私から麻奈美さんに」
和樹が持っていた額を暁さんに渡す。
「えっ?私に?」
「はい。いつもレシピありがとうございます。何が良いか悩んで、私が出来る事をしました」
「わぁ。綾雅の背中にあるのと一緒。凄く嬉しい。ありがとう」
麻奈美さんは、満面の笑みを見せてくれたから心の中が暖かくなる。
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