239人が本棚に入れています
本棚に追加
/350ページ
「管理は?」
「親父と兄弟盃を交わした組が、管理する事になっている」
「なら、たまに使わせて金を貰うのも有りだろ?」
「それ、俺も考えていた」
「決まりだな。細かい事は遥に任せる。現金が必要になったら言ってくれ」
「頼りになる弟だ」
そんな会話をした後、遥はガレージを出て行った。
若頭だが、今だに側近をつけてねぇ。
だが、組員がついているのは知っている。
それを知りながら、知らん振りするのが、柳瀬遥と言う男だ。
最初のコメントを投稿しよう!