(30)

4/16

239人が本棚に入れています
本棚に追加
/350ページ
「管理は?」  「親父と兄弟盃を交わした組が、管理する事になっている」 「なら、たまに使わせて金を貰うのも有りだろ?」 「それ、俺も考えていた」 「決まりだな。細かい事は遥に任せる。現金が必要になったら言ってくれ」 「頼りになる弟だ」 そんな会話をした後、遥はガレージを出て行った。 若頭だが、今だに側近をつけてねぇ。 だが、組員がついているのは知っている。 それを知りながら、知らん振りするのが、柳瀬遥と言う男だ。
/350ページ

最初のコメントを投稿しよう!

239人が本棚に入れています
本棚に追加