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第26話 パパを なだめる
愛子は警察署に行っても、泣いたり叫んだりで取り調べも時間が掛かっているらしい。
「貴方………ハグしてあげるから、コッチへおいでよ。」
私は子供に接するように夫をアヤす。
グッと抱き締めると統合も目を反らす事は出来ない。
「好きだよ……離れないで。」
「すまん、赤ん坊が出来て少し嫉妬してたのかも知れん。 〇〇、ずっと傍にいるよ。」
「はい、パパも良い子ねえ。
☆☆は おネムだから パパはママを いっぱい愛してね。」
「〇〇! 好きだ! イクぞう!」
「あんっ、パパ凄いわ。 ママイッちゃう!!」
鈴子「あのう……統合社長は私の事を……?」
統合社長「ああ、大切な社員だと思ってるよ。 他の皆もな。」
鈴子〔あれれ…… もう飽きられちゃったのかな?〕
統合「んっ? 鈴子君、どうかしたか?」
鈴子「何でも無いです。 しかし男って浮気者………愛子さんが可哀想、ハアッ!(溜め息)………。」
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