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第38話 その次のセクハラお父さん ③
スカートは真っ先に脱がされている……
〔逃げないように……という意図もあるのかも知れない。〕
上着も脱がされ、ブラウスも前をハダケさせられて乳房が露(あらわ)になっている。
その状態で、何とか判を押して貰おうと、両手に契約書と印肉を持っているのだから滑稽(こっけい)と言う他は無いだろう。
お父さんは、私のお尻を掴んで攻めてくる体勢だ。 下着を脱がして私を攻略したいらしい。
「ハンコをを押してください!」
「説明が未だだ!詳しく聞かせろ!」
「そんな事を言ってハメてくる積もりでしょう!」
「おとなしくヤらせろ!」
「ダメ!ハンコが先よ!」
予想よりも手こずったので、子供が帰ってくる時間になった。
お父さんは、渋々私にセクハラするのを諦めた。
私も衣服の乱れを直した。
「契約は……どうしましょうか?」
「ああ、そうだな……………
カネの事は奧さんが握ってるんだよ、すまん。」
「それって………最初から分かってた事ですよね? それなのにハメようとして………!」
「いや、本当に申し訳ない! もし許してくれないなら、カネ以外の事は何でも協力するよ………。」
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