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第40話 セクハラお父さんを手懐(てなづ)ける ②
「姐(ねえ)さん!ご苦労様です!」
「ああ、ごくろう……。」
いつの間にか J が組のチンピラみたいに成っている。
「例の情報屋から小学中学教材の優良な顧客名簿を手に入れて来い!」
そう言って20万渡す。
……………………………
「おい!使える名簿ををくれ!」
「旦那、ウチをを選ぶなんて、お目が高い!
ウチのは どれもプロが泣いて喜ぶ極上の名簿ばかりてすよ。 それで商材は何なんですか?」
「ああ、商材は小学中学の学習教材だ!良いトコ頼むぜ!」
「小学中学のねえ………ププ。」
「コイツ笑いやがったな!俺だって好きで小学中学の………。」
「笑ったりして、申し訳ない!商材に良いも悪いも無いですからね。 最近ヤバい商材の相談が多かったもので。」
「そうかあ、情報屋も大変なんだな! それで、名簿は いくら なんだい?」
「旦那、20で良いですよ。」
「ちと安くしとけよ、もう馴染みじゃねえか!」
「じゃあ……19と5000で!」
「刻むね! もう一声!」
「19だ!これ以下はダメだ!」
「よし!手を打った!」
…………………………………………
「おっ!ごくろう! いくらだった?」
「はい、20丁度で!」
「そうかあ、言っとくけど、あの情報屋の言い値に対しては値切るなよ!とんでもないガセをを掴まされるからな!」
「姐さん……すみません!」
「お前!値切ったのか!? やれやれガセじゃ無いと良いな。 もしガセだったら給料から引いとくからな!! それからお釣り返せよ!」
「すみません、使ってしまいました。」
セクハラお父さんも転職して◯◯の下で働いているのだった。
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