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欲しいものが何も手に入らないと言って泣いていた彼女は
起きていても何も楽しいことがないと言って
眠ってしまいました
‘眠っているのが一番楽だから‘
‘もう怖い夢も見なくてすむし‘
‘薬だけが‘
‘私の唯一の味方なの‘
そう言って
白いラムネ菓子のような味方をいっぱい連れて
長い長い眠りに就きました
けれど
その眠りの先に
本当にもう 怖い夢はないのかな
その白い錠剤は
最後まで
君のお友達でいてくれたのかな
やっぱり
君はそこの世界でも
独りぼっちのままじゃ
ないのかな…?
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