猟奇殺人鬼の苦悩のオチ

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猟奇殺人鬼の苦悩のオチ

僕は精神科に通っていた。全ての話は妄想だ。だけど、殺人衝動がある。そして、自傷行為があった。カッターナイフで両腕に切り傷をつけていた。左腕をもぎなさい。と言う、幻聴が聞こえる。頓服薬を飲んでも、声は聞こえなくなるが、衝動はある。これは妄想でもなく、実際に女性を襲い、緊急入院していた。そして、治らない。また、3ヶ月入院していた。 精神科に通っても、近いうちに、僕は殺人鬼になるだろう。 それは、タイミングがあれば、必ず殺す。全ての女性が憎い。 願わくは、殺人鬼になりたくない。  今年の冬は、暖冬で雪が積もらない。だが、フルフルと震えた。 そして、今日も精神病院にいる。みな、会話が進まない。涙が出た。 やはり、僕の人生はつまらない。
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