奇行が加速した

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奇行が加速した

特に問題は起こさなかった。だが、新しい母親、いや、クソ女が来てから、怒りのコントロールができなくなった。あーだこーだといい、クソみたいなルールを作る。僕のストレスは、我慢できなくなった。だからこそ、動物を殺した。冬の雪に動物の血を撒いては、ストレスが発散出来た。そして、冬は、僕を外に放り出した、前のお母さんを思い出す。泣いて、寒さでフルフルと震えたことは、決して忘れないのだ。そして、4番目の弟が出来た。殺すと思い行動した。絞殺しようとしたが、大泣きするから止めた。そして、また、新しいルールが出来た。クソ女が言う。 「あんた達は親せきの子と扱うからね。だから運動会来ないで」 と言う。興味なかったから、行かなかった。近所の人と挨拶しなさいと言われたが、僕は一切しなかった。その態度が気に入らないのか、苦情が毎日続いた。だって挨拶しても大人はおはようと言わないのだ。するだけ無駄と判断した。僕は挨拶出来ない人間は嫌いだった。そう言っても両親と祖母は怒鳴る。だから、ストレスがたまれば、動物をイジメた。 そして、いつの間にか、中学生になった。僕はムードメーカーになった。リアクションとツッコミが上手いと言われた。そして、笑いを届けた。だけど、中学生になり、独り言を言うようになった。2番目の弟に注意された。それでも、やめられない。止まったら、何かしでかすと思ったからだ。そして、奇行を繰り返す。女子にイタズラする事を日課にしていた。モノを隠したりしていた。だが、バレて生活指導の先生に怒鳴られたりとしていた。それでもしていたのだ。女子の困り顔が好きだった。
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