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中に刺激を与えて、指を馴染ませながら中を広げていく。感じた事のない快感に、恋はすっかり蕩けてしまい吐息を漏らす事しか出来なかった。
「そろそろ限界だな…」
筑間がそう言うと、恋にキスをして尋ねる。
「恋、もう限界……中に入りたい。入れていい?」
「んっ……うん…」
「じゃ、ちょっと待ってて…」
筑間は恋から離れ、恋の足元で膝立ちになり部屋着のズボンのポケットから何かを取り出し、ズボンと下着を一気に脱いでベッドの下に落とした。横になったままの恋の目に飛び込んできたのは、初めて目にした男性の性器。
しかも想像を遥かに超え、大きく太く跳ね上がっている。
(えっ……何か、保健体育の授業で見た絵と違う……おっきい……)
ジッと筑間の牡を凝視していると、筑間がポケットから出した小さな袋を破って開け、中身を牡の先からスルスルと根本まで伸ばし、チラリと恋を見た。
「すんごい見てんな。初めてだよな見るの」
コクンと頷く恋。
「すげぇ、起ってるだろ? もう限界で、痛いくらい…」
「痛い?」
その時、恋は同じ言葉を聞いた事を思い出し、言葉の意味を知る。
「さっきの、痛いって言ってたのは、この事?」
「あぁ、ソファーで恋に触れてた時か……うん。ここまでじゃないけどな…」
恋は顔を赤くして筑間を見つめる。牡を大きく起たせ、大きく逞しい体で筑間が恋に近づいてくる。
「恋、今から恋をもらう。いいよな」
「うん。いいよ…」
恋の両脚を両腕に抱えて引き寄せ、筑間は腕に脚をかけたままベッドへ両手をつく。体を倒し恋に口づけて見つめ合う。
「恋、好きだよ。すげぇ好き…」
「碧、私も……好きだよ」
キスをすると同時に、恋の秘部に筑間の牡が触れ、蜜口に牡の先がゆっくりと入ってきた。ピリッと痛みが走り、筑間は体を起こして両手をベッドにつき、恋を見つめながらゆっくりそっと腰を押しつける。
秘部からズキンズキンと痛みが走る。痛みで声を上げそうになるが、恋はグッと奥歯を噛み締め、瞼を閉じる。すると恋の左頬を筑間の右手が包み、筑間が微笑んで言う。
「恋、目を開けて、俺を見て。歯は噛み締めないで、力を抜いて…」
恋は瞼を開け筑間を見つめ、涙を浮かべながら言う。
「痛いよ……っ……」
「だよな、ごめん。でも、それでも、俺は恋と繋がりたい…」
溢れた涙が耳へと流れ、恋は筑間に伝える。
「私も碧と繋がりたい……碧…きて…」
「恋…」
グッと牡が中に挿し込まれ、中を押し広げていくように奥へと進む。中に挿し込まれる度に、身を引き裂かれるような痛みが走るが、下腹部に筑間の牡の存在を感じ、繋がっているのだと実感した。
ゆっくりと筑間の牡を根本まで飲み込み、筑間は体を倒して恋をぎゅっと抱き締める。
「奥まで入った……恋、少しこのままで…」
恋は頷いて、筑間の背中に手を回した。
(碧と繋がれた……初めてを碧と……碧…)
少し痛みがおさまり始めると、筑間が耳元で囁く。
「恋、少しずつ動くな。まだ痛いだろうけど、少しずつ慣れて、痛みはなくなっていくから…」
「うん…」
ゆっくり筑間が腰を引き動き始める。
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