流れた恋

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8話 -お泊まり - シチューデートが終わり、 お互い仕事が忙しくなかなか会う予定も立てることもなく、時が過ぎた。 私は青年のことが毎日頭に浮かんだ。 こんなことは初めてで新鮮だった。 青年とLINEをしてる中で、 次会う時は、泊まりたいと提案してきたのだ。 (お泊まり!!!!!?) 私はお泊まりについて 深くは考えていなかった。 青年に会えるのであれば 本当になんでもよかった。 会いたくて、会いたくてしかたなかった。 青年とお泊まりの日程を調整し、 その日を待ち望んでいた。 今回は、何作ろう。 考えるだけでワクワクした。まーた王道の失敗しないご飯! その名も、 【肉じゃが】を作ることにした。 こちらの、肉じゃがもよく作っていて簡単で失敗しない私の中で安心安全のご飯だった。 お泊まりの日になった。 作戦通り、肉じゃがを作り、 青年も大変喜んでくれたのだ。大成功。 お風呂に入り、髪を乾かし、 お互い次の日は何もなかった為、夜遅くまで、YouTubeみたりマリオカートなどして、 楽しく過ごした。 マリオカート楽しそうにしてたなあ。 私は飽きてたけど、青年はずっと1人でもしてたなあ。 夜中の0時を過ぎ、 そろそろ寝る準備を始める。 一緒の布団で寝るのは、私も腰が引けた為、 布団を用意していた。 「布団しこうか〜」 と私が言うと、 「一緒がいいなあ〜、一緒でもいい?」 と、私のベッドに入ってきた。 鼓動が早くなる。 そのまま、電気を消した。 YouTubeの 流してる音とテレビの光だけになった。 青年とひっついて寝るのが幸せに感じた。 テレビを消して、寝ようとした。 すると、青年が、私の顔に近づいてくる。 暗くてあまり見えなかったが、 私の視界に青年の顔がいっぱいになった。
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